裁判員裁判:初の性犯罪審理、被告に懲役9年10月−−地裁判決 /宮城(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
11月21日13時1分配信 毎日jp - 毎日新聞のニュース・情報サイト
◇「精神的・肉体的苦痛重大」
県内で初めて性犯罪を審理する裁判員裁判で、強姦(ごうかん)致傷罪に問われた大崎市三本木坂本、トラック運転手、結城一彦被告(39)に対し、裁判員と共に審理した仙台地裁の川本清巌裁判長は20日、「被害者の精神的・肉体的苦痛は重大」として懲役9年10月(求刑・懲役10年)を言い渡した。判決後に裁判員を務めた4人が会見し、「被告のことを考えるよりも、被害者の方にどうしても感情が傾いてしまった」と、性犯罪を審理する難しさを語った。【鈴木一也、原田啓之、垂水友里香】
判決によると、結城被告は08年10月2日夜、黒川郡の路上で当時10代の女性の自転車を止め、自転車が転倒したことで女性にけがをさせた。さらに片手で首を絞めつけ性的暴行を加えた。
公判で検察側は▽結城被告は自転車の前かごをつかんで押し倒した▽被害者の首を両手で絞めつけた−−と主張していたが、判決は「被害者は気が動転し、出来事を正確に記憶するのは難しい。被告の供述を一概に排除できない」と退けた。
また、「カッターナイフを使用しており、男性であっても恐ろしい。当時10代の女性なら恐怖感は相当に大きい」と犯行の悪質さや計画性を指摘。結城被告が03年に強盗強姦未遂罪で実刑判決を受けていることから「再犯可能性があるといわざるを得ない」とする一方、「謝罪の気持ちがあり、罪を悔いている。被告のために酌んであげたい」とした。
川本裁判長は判決を読み上げた後、「(実刑判決が)これで2度目ですよね。真剣に考えてください」と語りかけた。裁判員が見つめる中、結城被告は前を向いて「はい」と答えた。
◇裁判員4人会見「被害者に同情」
「同じ答えしか返ってこなくて、感情が高ぶってしまった。被告には自分のしたことを素直に受け止めてほしかった」
2日目の被告人質問で「むかつくんですよね」と声を荒らげた50代の男性会社員は、判決後の会見で心境を明かした。「裁判長に止めてもらってよかった。あれで冷静になれた」。休廷中、裁判長が「あのまま説教が始まるかと思いましたよ」と冗談っぽく和ませてくれたという。
男性の感情に他の裁判員も共感を示した。仙台市若林区の主婦、渋谷みち子さん(59)は「被告の煮え切らない態度を見て、気持ちは一緒だった」。柴田町の高橋忍さん(54)は「裁判官は絶対にあんなこと言えない。ストレートな意見を言えるのは裁判員制度のおかげ」と話した。
性犯罪を扱ったことについて、高橋さんは「どうしても被害者に同情してしまった」と言うが、「被告の父親が、足が悪いのに法廷に来て息子のために一生懸命話す姿を見て、『もし自分の息子だったら』と想像した。そこから冷静になれた」と振り返った。
仙台市太白区の自由業、相沢光一さん(44)は「女性が受けた苦痛を、男の自分がどう推し量ればいいのか難しかった」。渋谷さんは「初日は『何てことをしてくれたのか』と感情が高ぶったが、2日目から被告の更生の道も大事だと分かり、落ち着いてきた」と心の揺れ動きを語った。
被害者のプライバシー保護に関しては、「傍聴人が見てはいけない写真の時は大型モニターの画面を消すなど、十分守られたと思う」などの意見が大勢を占めた。
裁判員裁判で性犯罪を審理することについて、高橋さんは「民間人でないと出ない意見もあった」と肯定的。相沢さんは「裁判員が入るメリットとデメリットを明確にして、被害者が選択できるようにしてもいいのでは」と提案した。
また、男性会社員は「守秘義務を守れない人もいるので、裁判員制度には反対」と意見を述べた。
◇検察・弁護士コメント
仙台地検の東弘次席検事は、ほぼ求刑通りの判決に「求刑10年は妥当だと考えていた」と述べた。男性裁判員が被告人質問で「(争点の首の絞め方が)片手か両手かは関係ない」と話したことは「あながち間違っていないと思う」と一定の理解を示した。
一方、弁護人の前田誓也弁護士は「争点が判決に反映されないことはよくあるので、気にしていない」と話した。判決が「凶器を突き付けられれば男性でも怖い」などと指摘したことに対しては、「性別や感情が反映されると、今までの判決と結果が変わってしまう」と懸念も示した。
◇被害者情報、随所に配慮
県内3件目の裁判員裁判は、性犯罪被害者のプライバシー保護が最大の課題となった。裁判所、検察、弁護人の法曹三者は法廷で被害者の名前や住所、犯行場所の公表を一部にとどめ、被害者の写真などを映し出す時は傍聴者用の大型モニターの画面を消すなど、工夫を凝らした。
結城被告は裁判員裁判対象外の強姦未遂と強制わいせつ未遂の罪でも起訴されているが、地裁は今回の事件とは合わせて審理せずに、26日から別に審理する。対象外事件の被害者情報まで裁判員らに伝わるのを避けるための措置とみられる。
仙台地検は冒頭陳述で犯行場所を「黒川郡」にとどめ、被害女性の名前や住所を明かさないなど配慮。犯行場所の見取り図や被害女性の写真を裁判員に見せる際は、大型モニターの画面を切った。
弁護人は裁判員に手渡したメモのうち、被害者に配慮すべき部分は法廷で読み上げず、裁判員に黙読してもらった。ただ、弁護人は判決後、検察側の立証に対し「被害者の年齢や骨折した個所も出ており、分かる人には分かってしまう」と警鐘を鳴らした。被告が被害者名を口にしてしまうなど、公判には被害者のプライバシーが侵害されるリスクがあるだけに、今後も慎重な審理が求められる。
◇プライバシー保護の課題と対策、共有を−−臨床心理士・宇田川教授に聞く
県内で初の性犯罪を審理する裁判員裁判が終わった。性犯罪被害者の中には、被害を隠し続ける人も多く、審理を行う上でさまざまな配慮が求められる。犯罪被害者のカウンセリングを担当する臨床心理士の宇田川一夫・東北福祉大大学院教授(62)に、今回の裁判の感想や今後の課題を聞いた。【聞き手・伊藤絵理子】
◆判決を受けて
簡単に情状酌量を認めない今回の判決は、市民感覚が反映された結果と言える。判決に「(更生の)方策については被告人に期待したい」と盛り込むなど、従来の紋切り型の判決とは違う。制度が始まったばかりで問題は多いが、被害者に配慮した判決が増えれば定着していくのでは。
量刑は性犯罪に限らず厳罰化傾向にある。だが、長期間刑務所にいて出所すれば変わっているかというと、そうではない。再犯を防ぐための矯正教育の充実も今後の課題だ。
◆女性裁判員登用、制度上の検討を
性犯罪の被害者は、被害を隠したいと望む人がほとんど。捜査や相談段階では女性が担当する態勢が整いつつある中、裁判でも女性裁判員を3人以上にするなど制度上の検討が必要だ。また、性犯罪に対する訓練を受けていない市民が、行動や服装を非難するような質問をして被害者を傷つける“危うさ”もある。今後、最高裁が全国の事例を集めて課題や対策を共有する仕組みが求められる。
◆裁判員への配慮
臨床心理士の立場から、裁判員のショック体験や負担の重さも気になる。性犯罪の場合、守秘義務を守ることの負担は大きい。心理士は事例に即し、時間をかけてトレーニングを受けている。裁判員に対しても、選任後に効率的に説明や教育を行うマニュアルやシステムを作り、負担を軽減しないといけない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091121-00000124-mailo-l04
報道番組なのに大dるあが報道には批判も苦情も相次がないのか?Re: No Title> 流す阿呆に見る阿呆。
視聴率は落ちてますから見る阿呆は減ってきてるんでしょうね。
流す阿呆は相変わらずですが。dるあが報道には批判も苦情も相次がないのか?No Title>まずバラエティー化してる報道番組は止めさせましょうよ。
同感です。
個人的な意見ですが、TBS土曜22時のはひどいと思ってます。一応報道番組?なのに、オープ茉莉報道には批判も苦情も相次がないのか?No Title流す阿呆に見る阿呆。いきなり政治主導なんて無理な話Re: 夢も希望も無い民主党今の状況を見てると、民主党に無駄の定義を聞いてみたくなります。dるあがいきなり政治主導なんて無理な話夢も希望も無い民主党 次世代スーパーコンピューターやロケットなどの科学技術関連予算が事業仕分けで見送られるようでは、民主党政権には夢も希望もない。
民主党の蓮舫や枝野のような科学技馬鹿まるこ姫反省する気がないから何度でも問題を起こすRe: ?報道の為なら許されると勘違い?自己反省しないTBS
報道の為には何しても許されると勘違いしてるTBS
護送車に惹かれたところで懲りないTBS
謝罪したふり報道をするTBS
暴走行為あたりまえのTBS
dるあが